悲しくて仕方ない
ここの所片付けをして気を紛らわして来たのだけど一段落ついたら思い出が怒涛のように溢れてきて悲しくて仕方ない
夏の景色で最近思い出すのは多分4年前の事
今思えば娘が中学1年の夏頃だったのだろうか
不登校になってしまったものの学校にいって病んでしまうよりはと5月の連休も明け、クーラーの付いてる部屋の景色なので夏頃だったと思う
私は連休中に見た昔好きだった英国ドラマの再放送で再びオタクの世界に飛び込み誰かしらにドラマの事を話したくて仕方ない時だった
娘に振っても反応はイマイチ
過去のブログを読みあさっていた頃オタク同士として娘がpixivの存在とYouTubeやニコニコ動画を教えてくれた
ヒット曲に合わせたMVなども多数作られていてドンドンハマった
大きな画面で見れるよとゲーム機からTVの画面にネットを映してくれて感激したっけ
その頃娘はある漫画に大ハマりしていてグッズや単行本を欲しがっていた
その頃占いツクールというサイトで自分で書いた2次創作の小説などをアップしてしていて90いいねを貰ったとか嬉しそうでその時の読者が娘と歳が近くて物凄く仲良くなって楽しそうだった
その少し後の10月にTwitterの存在も教えてくれてあっという間にネットの仲間が出来て私は娘に「ママがツイ廃になってしまった」と呆れられた
その頃娘もTwitterのアカウントを作ったと思う
あの子は読む方が多かったけど同じ記事を読んだりして話題は増えたように思う
私にはとってそこからの4年間は楽しかった
オタクな話で盛り上がる同士はネットにいて反抗期に悩まされた長男は高校に入って落ち着いた
娘は不登校だったけど問題を起こす事もなかったので家に帰れば笑顔の消えた娘に笑顔が戻り私と話を沢山してくれるようになった
しかし振り返ると私と話をするんでなく私しか話す人がいなかった
中学に入れば皆忙しく小学校時代の友人とは疎遠になっている
不登校は生真面目な娘からするとやってはダメな事なのに行けない自分を許せなかったのか自分からコンタクトを取るなんて出来なかったのだろうか
二人と3匹で川に遊びにも行ったね
国立博物館も刀を見に行った
そこでお土産の埴輪柄のネクタイに二人で大爆笑したし建物の重厚さに東京の人はしょっちゅう来られていいねと言った
地元の美術館に推しの刀が展示された時は限定ファイルを求めて並んだよね
あの子が居た時は前ばかり見ていてとにかく高校を卒業できればその先がまたあると考えていた
もっと辛くても過去からの原因を、探って見るべきだったのか
今となっては何もかも遅い
楽しかった写真を今日印刷して写真立てに飾った
動画に入っていたワンコを呼ぶ声が可愛いくて涙が止まらない