それはそれは綺麗な海だった
少し高台になってる道から眼科一面海
少し怖いくらい視界に入るのは満潮で道路キワキワの水面だった
と言う夢を見てた事を歯を磨きながら思い出した
そして忘れないように思い出していく
何かのゲームのキャラを皆んなで揃えて使おうとしてて何処からこのゲームをダウンロードしたのかわからなくて娘を階下から呼んだ
ひょこっと顔を出す娘
あぁやっぱり居るんだ、良かった
居ないなんてある訳ないんだからと安心した私は娘に聞いた
このゲームって何処からダウンロードしたんだっけ?
娘はテキパキといつもの細くて綺麗な指で画面をタップしながら教えてくれる
いつも使ってるアプリのここから出すんだよと
あぁそうだったね、前に教えてくれたんだったねと答えながらこれ凄い絵も綺麗で優秀だと娘に伝えた
娘は几帳面にノートにキャラ達の特性とか書いてくれて
はいママ使って
と手渡ししてくれた
私は娘と家の外に出た
家の前の道路の向こうは海になってて、もの凄い近い所にタプタプと海が拡がっている
光を浴びながらとても綺麗なエメラルドグリーンの海を見て私は感嘆の声を上げた
海から風はごうごうと吹いていてとても気持ちよく波は風を受けてキラキラしている
こんな綺麗な海見たことないわ
凄いねR!忘れないように良く見ておこう!
娘と手を繋ぎながら私は海を見た
娘も綺麗だねと弾んだ声で答えた
こんな綺麗な海を見たら娘の心も晴れるのではないかと思いながら私はエメラルドグリーンの煌きから目が離せなかった
多分ここまでで終わり
あまりに鮮烈なイメージに久しぶりに夢の意味を調べる
エメラルドグリーンの海は吉夢らしい
心の浄化や癒し、新しい命、恋愛の成就、努力して来た事の成功などなど
一緒に娘も見たのだからあの子の心も穏やかで綺麗な場所にいてくれたらいいと
故人と海を見るのは見守ってくれている事や新しい一歩が踏み出せるタイミングらしい
私よりあの子が何かいい事に結びつくならこんなに嬉しい示唆はない
夫に話しながら胸の奥か突き上げられる感情が止まらなくて久しぶりに嗚咽するほど泣いた
夢をどう捉えるかは色々だと思うが久しぶりに聞いたあの子の声と手の感触に逢えた
それだけでとても嬉しい朝になった
気がつけば随分とここにも来てなくて読み返すと(辛さの捌け口として書いていたのに)泣けてくる
今日は吉夢をかけてよかった






