娘の気持ち達

メンタルが行きつ戻りつしてたらしい

娘は私にも色々やらなきゃいけないけどシンドイとは伝えていたけどちゃんと理解してあげれなかった

携帯のメモに綴った言葉が切ない

世間の色々な事柄にも傷ついたり考えたりしてる

優しい世界に行けたなら良いんだけど

ママはそれを願ってやまない

以下娘の文章です

 

 

「まえにもあったなこんなこと

前よりはましだけど。
ママが帰ってきたらメンタルなおったような気がしてまた明日おんなじこと繰り返す

なにもしたくないな

勉強も運動も何もしたくないな、
したくないな、

しない訳にもいかないのにな

うごかないんだもん。たいへんなんだもん。
お風呂入るのもまただるくなってきちゃって、入るのに決心がいる

わたしがわるいのかな、私が未熟なのがいけないのかな
やさしいせかいにいきたいな


ハーーなんかイライラしてきた。
なんで?なんで私が老い先短いクソジジイどもと女を人間とも思っちゃいないゴミに振り回されてどうして優しい人って少ないの?って泣いて死にたいって思わなきゃいけないの??ゴミが。シネ!!!!!おまえがしね!!!!!!!!!!
私は死ぬべきじゃないし私ほど優しくて可愛くて人を思いやれるパーフェクトな人間いないからお前らのようなゴミが死ね!!!!!

しねーーー!!!!!

サムが総理大臣やればいい。

モーーーこんな国嫌だ私に優しくない私はこんなに可愛くて優しくてパーフェクトで有能なのに!!!!!!!大学行くわ!!!!!!留学します!!勉強すりゃいいんだろ!!!!!!なんの勉強すりゃいいの!!!????おしえろ!!!!!!!!!!!!!!!!
英語は覚えるとして!!!?他に!?何!?!???!!!!安倍が東大入れるなら私はハーバード入れます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!なぜならパーフェクトなので!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

歳を取ったら笑い話になるような文章も置いて行ってしまったね

どうしてあげたら良かったのか 

無力さに泣く

 

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18歳の誕生日

今日は娘の誕生日

18歳になる

身長はあれから伸びていたのだろうかとかもう想像でしかわからない

これからもっとそんな事が増える

もし受験するつもりだったらプレッシャーで大変だっただろうか

どうしてあげるのが良かったのか

毎回思うのはわからない事が多すぎるという事

もし今でも居たとしてもわからなかったと思うしわかってあげれたのかどうか

 

以下娘の5月の文章⬇︎

 

努力して失敗するのが怖い?

初めて聞いたそんな言葉。
そっか、だから私デッサンできなくなっちゃったんだ。
ミロかいてもかいても上達しなくておんなじことばっかりママに言われてでも改善の仕方がわかんなくてどうしようもなくなって悔しくて泣いて失敗したものも見られたくなくてさらにしんどくなってきちゃってどんどん集中もできなくなってきて…そう言うことかぁ…。
明日からちゃんとやってみようかな…怖がんないで。

 

 

最近はちゃんと朝起きて夜寝ようとしてるのに昼夜逆転しちゃって勉強もできなくてイライラしてしょうがないから、あしたから。きっと…。

 

 

娘が描いたデッサンを良かれと思って厳しく採点して今自分は描かなくても昔の記憶のままに娘に指導した

本当に私は指導に向いてない

ごめんね

頑張ろうと思ってやっているのに

それを目標にして希望を持って欲しかったのは私なのに自分で摘んでしまっているなんてね

あの子の綴った言葉は他にもあるけれど鈍感な親で申し訳ないと思うばかり

反省と後悔を思い出した誕生日になってしまった

あの子の苦しんだ月日の分私は苦しむべきなのだろう

贖えない後悔は尽きないから

 

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また居ない秋が来る

ブログを最近書いてなかったのは辛かったから

娘を忘れたくなくて書こうと思って始めて気持ちを吐露出来るのは救いになった

でも書いていると現実と向き合わなくてはならなくてやっぱりまだ受け入れたくないんだと思う

何を書いても思い出という名の過去

仕事で遅くなるとよくママまだ帰って来ない?とLINEが来てた

今振り返って読むといつ帰る?とかまだ?とかいっぱいあって本当に申し訳ない気持ちばかり

最近は仕事もやる気になれなくて早く帰れる時もあるけどあの子がいる時早く帰ってなかったのに今更…と言う気持ちにもなる

犬を抱いて外で待ってたなんて言葉思い出すと本当に辛い

今月誕生日が来ると18歳で

その日を本当に見ていたかった

どこまでいっても遺族なのは変わらず、胸に一生つき刺さって生きて行かなければならなくて

残された私達が笑っていないと安心して天国に行けないよと何かで読むとどうやってそんな風に過ごせば良いのかと思う

今私に出来るのは現実逃避だけ

あの子が居るかのように生活しドラマの主人公に肩入れしてこの世界に住んでいる事も忘れたい

祭壇に飾った花を挿し木にしたらいつの間にか何鉢も出来て花が咲いた

捨てる筈の茎から根が出て花が咲くのを見ては何処か転生のような気もしてた

気持ちを逃して逃してやっとやっと生きてる

だからここに何か書くのも辛い

また気持ちが変わる日も来るかもしれない

もっと思い出を綴れる日も来るかもしれない

秋風がもう去年の今頃ではなく一昨年になるのも辛い

どんどん距離が空いていく

それが何より嫌なんだと思う

居たらいいのに居ればいいのにと何度唱えたか分からない

夢で会えた一昨日は思いっきり抱きしめてやっぱりこっちが現実なんだと夢の中で思ってた

あの子は静かにハグされながら笑っていたと思う

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2020年6月29日 誰に向かっての言葉なのか

言葉で伝えられず、すみません。けれど口頭ではどもってしまい、本心を伝えることができず、口の中で反芻するだけで声に出せません。

単刀直入に言いますと、辛いのです。学校に来ることが酷く億劫で仕方なく、ここまでずるずると引き延ばしました。
外にも出たくないし、電車だって嫌です。人間がいる空間が本当に辛く、冷や汗をかいてしまいます。

行かないわけにはいかない。必要なこと。理性では理解をしていますが、どうしてもダメなのです。
勉強も、何もかも、全てが嫌です。何もできません。家にいても日がな一日ベッドの上にいるだけです。そんな自分が嫌ですし、なおしたいともおもっています。心療内科にも通っています。けれど、どうしても…。

ここまで長々と書かせていただきましたが、結局のところどうしようもないことです。
自分でも、こんなことを伝えて何がしたいのかわかりません。お時間をとらせて申し訳ありませんでした。

 

 

携帯のメモに残された言葉

創作でなく気持ちを伝えたのはこれが最後の文章かも

学校も行かない時は仕方ないし自分のペースでいいんだよと言っていたけどそれも本人からしたら自分を許せないという

もっと自分を甘やかせてあげればいいのにと何度言ったかわからないけど

言葉の選び方ひとつひとつに娘を感じる

涙は止まらずこの文章を転送したので娘から久しぶりにLINEが来たみたいになっている

バカだこんな事しても居るわけでもないのにと思いながら娘のLINEには私の既読が付く

最後まで生きようと頑張っていたよね

病気がさせた事

元の元気な娘に戻してあげられるなら私の命なんて惜しくないのにとこの一年と少し、毎日思う

今日娘が好きだったゲームのコラボのお菓子を買ってファイルを貰った

どのキャラを選ぼうか聞く娘は居なくて

店を出たら胸が締め付けられて車の中で号泣した

バカと叫びながら

会いたくてたまらない

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一年と少し過ぎて

娘の思い出を忘れないように書こうと思っていたブログが結局自分の気持ちを書いてる日記みたいになってて…まぁ仕方ないか

そんなに気持ち整理出来てる訳じゃないし思い出はポロポロとふとした時にやってくる

去年の今頃は49日前で仏教的には娘がまだ家にいた頃

仏壇やら位牌を号泣しながら選んだ頃でもある

もう一昨年になってしまったけどその前の8月は娘と私の母校のオープンキャンパスに行ったのだった

今思えば楽しい夏だった

やっと娘も外に出れるようになって半年

元の元気な娘になって2年半先にはここじゃなくても受験校決めてなんて今思えば私のレールに乗ってくれた喜びだった

ちょっと元気になったからとどこまで娘の気持ちに沿っていたのか

反省がないから娘のメンタルが限界に来たのかあの子は笑っていたのでわからないけど

その前の夏は本当に家から出れなかった娘が刀剣乱舞の為に家を何とか出れるようになり

国立博物館へ行った

その前の夏はどうだったか?

正直思い出せない

その前の夏は何とか学校に戻そうと児童相談所にアクセスしたりしていた頃で娘は私に対してもいつも何処か怒っていた

14歳の夏が抜けている

写真もその頃の物はなくて多分一番腫れ物に触るような生活だったのかもしれない

あぁそうだ

思い出した

13歳の頃から娘は占いツクールというサイトでパロディ小説を投稿していたらしくそこでのいいねの数が増えるのを喜んでいた

同時に2次元の世界に行きたいと変な呪文を検索していて私は怖くて早くそれをやめて欲しかった

その頃そのサイトで知り合った1つ年上の女の子と同じ漫画が好きだった事から仲良くなりLINEを交換したいといい、ちゃんと女の子なのを確認してから開通させた

その子もあんまり学校に馴染めなかったらしくて色々な話をしたらしい

多分無料のLINE電話で何時間も話していただろう

ある意味あの子が唯一心を許せる存在が彼女で相当その子に救われていたのは事実

その子とコンタクトを取ってる間は私や家族に依存してくる事がなかった

楽しそうだったな

その後その子が高校に進学して色々興味が変わって来て同じ漫画のボルテージが変わったあたりから少し距離が出て通話やLINEの回数も減ったような気がする

その子だって15歳、リアルに友達出来たらそっちの方が優先するのは仕方ない

娘はその辺りから私に話しかけるようになったのとゲームにのめり込むようになった気がする

15歳の夏に国立博物館に行くちょっと前その子に会いに行きたかったらしい

ネッ友に会いたいんだけど…と相談を受けた

その子は東京の子だったらしい

いつものY姉?と私が聞いたらうんと言った

仲良くしてたその子をY姉と呼んでいたのは知っていたしその子が支えなのもわかっていたから最近連絡取ってなくて心配していた

若い子の友情はクラスが変わったら変わるのは私の時代でも体験済みだから

会わせてやりたいと思っても東京だし一人でやるのは心配過ぎるし私がついて行ったとしても二人で過ごしたいだろうしどうしたものかと考えていたら

そのうちもういいと言った

ちょっとホッとしながら、また東京に行く時会えるようにしたらいいと言った

時期は半年ほどズレたけど国立博物館に行くとなった時彼女に会う?と聞いたらやはりもういいと言う

今度はもう少し熱心にいや、コンタクト取れば?と言った気がするけどちょっと考えていいと言う

結局国立博物館へ行き私の趣味に付き合わせトンボ帰りで帰って来た

それ以降彼女の話は出なかった

もしかしたら連絡してたかもしれないけど私には言ってなかった

古い使わない携帯を最近電源を入れてLINEを見たら彼女とのやり取りはあって、多分15歳手前くらいまで色々話してたようだ

彼女がコンタクトにしたよといい

ちょっと興味があるけど痛くない?と聞いていて

私がコンタクトにする?と聞いた時はそんなに食いついてなかったのになと娘が亡くなった後なので泣きながら読んだ

多分この後この携帯の画面が壊れて文字が打ちにくくなりタブレットに変わったから

LINEで連絡取れなくなったのかもしれない

でももっとLINEがないと困ると言ってもこなかったから彼女の中でY姉は遠い人になってしまったのだろうか

新しい携帯にも彼女のLINEは入ってなかったので高校に入って自分もリアルの友達を作ろうと思ったのかもしれない

もう今となっては全て推察でしかないしもし本人がいたとしてもその時の気持ちを全て話してくれたかどうかはわからない

Y姉がご近所で同じ歳でまだ仲良くしてたなら

あの子は元気になれたのだろうか

親に言えない愚痴や悩みを聞いてくれたのが彼女だったようなので今でも会わせてあげたかったと思ってる

Y姉のLINEはまだあのままなんだろうか?

時々連絡してみたくなるけど(あの子の気持ちとか知りたくて)まだ10代の彼女にはそれも申し訳ないと思い我慢したりもしている

何かが掛け違えて上手く回る時もあれば掛け違ったまま進んで気がつけば遥かに離れてしまう事もある

娘は友達が欲しかったと思うのに何もしてやらなかった事を思い出して今日はまた後悔する夜になった

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娘のカップ

娘にはお気に入りのカップが幾つかあった

それは100均で買ったウサギの柄の物やソフトバンクの景品で当てたピカチュウカップで高価な物ではない

娘が亡くなったあと100均に行ったけどもう同じ物はなかった

そのカップが割れるのが嫌で今はしまってある

お墓にカップを置くとなった時夫は気に入ってた物をと言ったが私は到底手放す気にはなれなかったので新しく買ってきてもらう事にした

またしても100均だけどいちごのカップを2つ買ってきて家とお墓用にするらしい

(厳密に言うとスープカップを買ってきたのだがそこは突っ込まない事にした)

いちごの柄はどちらかと言うと可愛い目の柄で娘が生きていたら選ぶかなぁという感じだったけど

まぁそこも言わないでおいた

パパの趣味というか娘に与えるイメージは小学生の頃で止まっているのかとも思ったけど

夫なりに考えて買ってきたみたいだからいいとした

ここ一年そのカップでお墓に水を置き、仏壇の前にももう一つのカップを置く

だんだんイチゴのカップは可愛く見えてきた

そんな時カップを洗いながら思ったのは娘が苺が好物だった事

それは夫も知っていて私の方がはるかに好きな物の情報は持っているけど彼の少ない娘情報ではかなり高順位だと思う

だからイチゴの柄なのか…

確認した訳ではないけど多分そうなんだね

パパなりのチョイスだったのか

そう思ったらいつもより丁寧にカップを洗った

きっと娘はわかっていてだからだんだん可愛く見えて来たのかな

大事にしよう

娘はパパありがとうと言っているかもしれないから

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一周忌が終わり立ち日そして新盆

一周忌は立ち日の1週間前に行った

正直、色々な儀式はあまりやりたくなくて

多分まだ向き合って無いんだと思う

この一年はとにかく生きていくのに必死だったし出来れば全て夢か娘は何処かに行っただけと思いたい

立ち日とか一周忌は誤魔化しながらやっている身としては正直辛い

新盆の準備も然りで全然何したら良いのかとか調べればわかる事がちっともわからない

とは言えやらない訳にも行かないのもわかっているので夫に引きずられる様に仏具屋に行く

ナスとキュウリの牛と馬を今は藁で作った物も売ってるしナスの形をした作り物の牛もある

とりあえずは藁でいいんじゃない?と藁の牛と馬

提灯も小ぶりなのを一つ

鬼灯は母からもらって祭壇に飾ったのでそれで完了

迎火と送り火用の松明を揃える

パチパチと音を立てながら松明は燃えて迎火の日は雨でなんだか幻想的だった

この火を目指してやって来るのだろうか

馬は好きだから嬉しく乗って来るんだろうか

 

鬼灯を飾った日

久しぶりに娘の夢を見た

私は何処かの受付をしようとしていて他にも人が並んでいた

その人の間をヒラヒラと薄い桜色のオーガンジーみたいなドレスを着た若い娘が鉛筆を渡してここに記入して下さいねと話している

側まで来た時娘とわかって思わず腕を掴んだ

腕には以前見た引っ掻き傷はなく綺麗で

腕治ったんだね、良かったと私が言うと娘ははにかんだように笑った

そこで目が覚めたけど悲しくなかったのできっと幸せにやっているのかなと思った

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