明日は7月1日
母の葬儀から早、4ヶ月
気がつけば一年の半分が終わり暑い夏がまたやってきた
普段はあまり考えないようにして日びをこなしているけど
やっぱり6月30日は私にとって忘れられない日だしその翌日の事なんて思い出すのも辛い
どうしても時系列をなぞって追ってしまうしお別れの時間が近づくと胸が苦しい
5月に娘の愛犬のサムが亡くなりあの子と一緒に行った葬儀屋さんに火葬をお願いした
こんなにバタバタ思い出を繋ぐ者達が居なくなるなんてもっと私が変化に慣れなくても済むようにあと何年かあったらいいのに
昨日次男が言ってた
もう明日が同じ日が絶対来るとは信じられないと
当たり前だけど何となく同じ日を過ごして信じながら生きて行けたら平和で幸せ、でも突然それは違う叩きつけられる悲しさを知ってしまったと
優しい娘なのに
私達に消えない悲しみを打ち込んでいってしまったよ
でもさよならしたくないのにしなければいけないほど辛かったんだと
その悲しさを分けてくれたら良かったけど
過ぎた時間は戻せないから
三年前のこの時間はウサギとソファでうたた寝してた事
もう少ししたらお風呂に入ってゲームを何個かやり始める事
将来の話を少ししたような気がする事
サムはバカーって変な歌を歌ってて私がうるさいって言ったこと
Twitterでバズった面白い話を見つける度に見てーって見せに来た事
日付が変わってから部屋に行くまでの何時間
当たり前の日だった
もうこれ以上なぞれないから
私は逃避に向かうよ
娘がいなくなってからのめり込んだアイドルと人形制作
新人ワンコ達との添い寝
目を逸らしながらママは残った次男を心配させないように生きていく
心に傷をおったもう一人の子供に
独立した長男に
心配かけないよう生きていく
忘れた訳じゃない
忘れられない
時間が戻せるならなんでもする
そんな気持ちは封印して生きていく
娘よ、これが三年たった私の今だよ