等身大のお人形が欲しい

色々記事を読むと受け入れる過程の中で身代わりを求めるとある

身代わりはどんな形であれダメらしい

結局はその子でないからだそうだ

そりゃそうまだ触感を覚えてるのでそんなリアルなものでなくていいから等身大のお人形があったらなって思ってしまっている

馬鹿な考えだとも思ってる

と思う反面かなり妄想は進んでる

柔らかい布でデッサン人形みたいなのでいいんだけどとか

それで抱っこしたり一緒に寝たりしたいとか

 

念が入るとか他の何かの入れ物になったら嫌だろとかみんな反対する

ホラーはちょっとね

怖い

娘が聞いたら眉を潜めて変な顔をするだろう

 

いたら良かったんだよ

毎日平凡で今日辛くても明日また一緒にご飯食べて気がついたら一年経って悩みが薄れたり考え方がある日突然違う方向から見れる場合もある

もっとワガママいってくれれば西へ東へ名医を求めて走ったって良かった

そんな事を思いながら今日久しぶりに娘の携帯を見た

次男へのLINEは去年のまさしく今日だった

それが最後だったから一年近くも兄にはLINEする用事もなかったんだなと思う

東京の美術大学の見学に行って帰りの車から送ってる内容

次男のバイトが終わったらウサギの水が入ってるか確認して欲しいって

次男からの返事は入ってたよ

良かった

ずっと気になってた

ありがとう

という娘の返信

去年の今頃はバイパス飛ばして学校へ向かっていたなぁ

道に迷って2時間くらいロスしてしまった

私は娘との珍道中が楽しかったよ

来年も再来年も娘と何処かへ行けるものだと当たり前に思ってた

 

だからお人形を車の後部座席に座らせたいんだけど

きっと娘みたいに話しかけて魂の入れ物にしてしまう

そんな動けない物に娘を閉じ込めてしまうのは私のエゴだ

わかってる

わかってるんだ

 

去年の7月13日に浜松行った時に娘が後部座席から撮ってた

多分ネムノキだと思う

綺麗だねって言ったら本当だ〜って言って写真撮ってたな

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掛川の辺り

今年も花を咲かせているだろうか