また居ない秋が来る
ブログを最近書いてなかったのは辛かったから
娘を忘れたくなくて書こうと思って始めて気持ちを吐露出来るのは救いになった
でも書いていると現実と向き合わなくてはならなくてやっぱりまだ受け入れたくないんだと思う
何を書いても思い出という名の過去
仕事で遅くなるとよくママまだ帰って来ない?とLINEが来てた
今振り返って読むといつ帰る?とかまだ?とかいっぱいあって本当に申し訳ない気持ちばかり
最近は仕事もやる気になれなくて早く帰れる時もあるけどあの子がいる時早く帰ってなかったのに今更…と言う気持ちにもなる
犬を抱いて外で待ってたなんて言葉思い出すと本当に辛い
今月誕生日が来ると18歳で
その日を本当に見ていたかった
どこまでいっても遺族なのは変わらず、胸に一生つき刺さって生きて行かなければならなくて
残された私達が笑っていないと安心して天国に行けないよと何かで読むとどうやってそんな風に過ごせば良いのかと思う
今私に出来るのは現実逃避だけ
あの子が居るかのように生活しドラマの主人公に肩入れしてこの世界に住んでいる事も忘れたい
祭壇に飾った花を挿し木にしたらいつの間にか何鉢も出来て花が咲いた
捨てる筈の茎から根が出て花が咲くのを見ては何処か転生のような気もしてた
気持ちを逃して逃してやっとやっと生きてる
だからここに何か書くのも辛い
また気持ちが変わる日も来るかもしれない
もっと思い出を綴れる日も来るかもしれない
秋風がもう去年の今頃ではなく一昨年になるのも辛い
どんどん距離が空いていく
それが何より嫌なんだと思う
居たらいいのに居ればいいのにと何度唱えたか分からない
夢で会えた一昨日は思いっきり抱きしめてやっぱりこっちが現実なんだと夢の中で思ってた
あの子は静かにハグされながら笑っていたと思う