長男の誕生日

今日は長男の22歳の誕生日
何年か振りにみんなでお祝いしたよ
みんなで子供が小さい頃の話したりして笑った

娘の幼稚園時代の話もしたな

そう言えば元々頑固な一面もあった娘だった

長男がやっぱり俺のせいで学校嫌いになったんだなと言い始めたので夫と二人で全否定

ここに娘がいたらそうだよって答えてたかな

それともムッとした顔で聞かないフリして聞いてたかな

お互いを責めるのはやめようと改めて息子達にも話した

責めあっても娘は戻って来ないしそうなってしまったのは一つの理由ではないと思う

小さい頃は自信たっぷりだった娘の自己肯定感がどの辺りから崩れたのか

私も含め少しずつ選択肢がズレたり違ったのかもしれない

病んでしまう程自分を責めたり将来の不安を嘆いていた娘

いつからか私の前では泣かなかった

抱っこしてと寄ってくる事はあっても泣いてなかった

一人の時泣いていたのだろうか

明るい子でもあったから元気の良い時は面白い事話してくれてた

今は楽になれただろうか

残された私達にはわからないけど娘のいない空間をみんな必死で耐えている

こんなに必要とされていたよ

私なんかいらないって書いてあったけどそんな事ないんだよ

もう少し大人になったら兄達の素直じゃない愛情もわかったんじゃないかな


ここ何年かは息子達は友達とバースデイを祝っていたのでまたみんなで祝えるなんて思ってなかった

私と娘の二人でケーキ食べたりしてたね

娘が居た時こんな時間を持てたら良かった

でもこんな風になってなかったら私達夫婦も寄り添うこともなかったと思うと皮肉だね

兄達は私達親にかなり気を使っているのがわかる

 

いつかは兄達も独立して家族を持つだろう

その時私はまだ娘は側に居てくれると勝手に思っていた

だから息子に彼女が出来ても子離れ出来た親のふりも出来た

今はもう少し私が元気になれる日まで息子達に側に居て欲しい

娘ないない生活に慣れたくないし戻っては来ないあの日々を悔やんで泣いている私に息子達は寄り添ってくれている


あと何年誕生日祝いができるかわからないけど出来る限り回数を重ねて行けたらいいと思う

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